2016年 04月 23日 ( 1 )

人類の歴史と織物の歴史・麻の歴史

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人類の歴史と織物の歴史・麻の歴史


筆者は、人類には、主に肉食系と魚食系が居たと考えています。


これまでの歴史の議論では、肉食としての人類の歴史ばかりが考えられてきたのだが、実際は、魚食いの人類の方が遥かに多かったはずだと考えるようになった。


それは、陸上の動物よりも遥かに水の中に居る魚の方が多く居て、捕まえるのも簡単で、生産性も高かったからだ。

単位あたりのタンパク質の量としては、魚が圧倒的なのだ。(環境破壊もし辛いし)

だから、世界の多くの人々は、海沿いや川沿い、湖の回りに住んだのです。



そんなわけで、筆者は、魚食系の歴史について、フィールドワークなどを通して学んでいるのですが、今回は、魚食と織物の関係について考えてみようと思う。



主食が魚だった人達は、魚を捕まえる道具が非常に重要だった。

それが、人々の生活の根本を支えたからです。

だから、道具の進化というものが、生きるという事に直接結びついた。

このことが、人類の進化にとって、とても重要だったということですね。


日本人が,道具作りに命をかけている人が多いっていうのも、原点はここにあるはずです^ ^

元々、道具作りが、生死を分けたからなのですね。



魚を捕まえる時に使う道具は、主に植物を編んだ籠などが最初に用いられていたはずです。これらの籠は、現在でも世界中で広く使われています。

そして、編み物(ニッティング)の原点は、実は、ここにあるのです。



籠が水流に流されないためのロープ作りというのもまた、非常に重要だったはずです。

植物の繊維をほぐし、それを撚り合わせて縄を作る。


それが、紡績の始まりなのです。


この歴史は、おそらく10万年をはるかに超えるはずです。


人類の進化の原点の大きな一つは、ここにあったわけです。



縄を作る過程で、摩擦による火起こしが出来るようになります。

その結果として、人類は、火を使った様々な調理や技術を会得していくことになるわけです。

これは、人類の進化そのものです。



縄文時代の火起こしの道具が、なぜあんなに難しそうな道具だったのか?筆者には、長い間疑問だったわけですが、縄を作るために繊維を撚っていた人々にとって、あの火の起こし方は、笑っちゃうくらい簡単な事だったでしょう。


やがて、縄は網になり、その進化系として織物・生地が誕生します。


織物の原点は、ここにあるのです。


そんな魚食系な人々にとって、最も重要だった植物の一つが麻の仲間です。


日本においても欧州においても、麻は、特別な地位を占めています。

それは、始まりにおいて、人々が生きるために編み出した智慧と技術の結晶だからなのだと思います。





上の写真は、筆者によるリメイクの麻(リネン=フラックス)のパンツです。

イタリアのファクトリーもののパンツを改造したものです。


風を通しやすい、たっぷりとした幅のリネンを使ったドローストリングスのワイドパンツ。


欧州では、多くの地域で嫁入り道具にリネンを持参する慣習があり、リネンというものは、非常に重要な地位を占めています。

日本でも、麻布は、古くから非常に重要でしたし、縄をやたらと神格化しているのも、元々が魚食系だからだと思います。



織物の原点を考える上で、まずここからかなと思いました^ ^


イタリアの魚屋に行った時、並んでいる魚が日本とほとんど全く一緒だったのを見た時、そこには10万年を超える共通した文化や暮らしがあるのだと思いました。

織物を偏愛するのは、そこが原点にあるのでしょう^ ^


そういう共通の文化は、世界中にあるはずで、そう考えると、世界中の人々と仲良くなれそうな気がします。(一部、とんでもない人達が居るとはいえですが。。ちなみに、アメリカの新20ドル札の表は、奴隷解放のために働いた黒人女性ハリエット タブマンになるそうですが、その裏には、現20ドル札の表の人物アンドリュージャクソン大頭領が描かれるそうです。アンドリュージャクソンは、奴隷労働主で、元からアメリカに住んでいたネイティヴ・アメリカンに対して軍を派遣してミシシッピ以西に強制移住させ、大量虐殺した最悪の人物ですが、父親はリネン織物業者だったようです。そういう人達とは、当然仲良くなれませんが。。)


このパンツは、一応メンズですが、紐でウエストを締められますので、女性が着ても全然大丈夫だと思います。



H artinasal hand by..

100%LINEN

MADE IN ITALY+JAPAN

SIZE ONE SIZE

15,000yen+tax




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by guild-01 | 2016-04-23 22:07 | FASHIONの本質 | Comments(0)