なぜ多くの人が、服を着ることに喜びを見いだせなくなったのか?


当店で扱っている服って、ものすごくハイレベルなものが多いです。

生地もカッティングもフォルムも、色も、縫製も、着心地も全てにおいてです。

(全てがハイレベルなわけではなく、わざと変な服とか、面白い服とかも扱ってますので、ご安心ください^ ^)


服的にはこれ以上、何が必要なんだ?と思うこともしばしば。



でも、これだけ素晴らしい服を扱っているにも関わらず、お客さんがスゴイ勢いで増えたり、めちゃ評判になったりしないのです。

全く、広がった気配が無いのです。


むしろ、もの凄く気に入ったから、買った服に満足しているから買う回数が減った みたいな ことが良くあります。


ということは、お客さんの絶対数が増えないといけないのですが。。


こんなに素晴らしい服が沢山あるのに、多くの人に知っていただけて無いという現状があります。


どうしたら良いのだろう?日本の素晴らしい服が認知されるのだろう?と、様々考えました。


そこで、考えた結果、自分が扱っているものがハイレベルなものが多過ぎて、ごく一般の人の気持ちがよく分からないのではないか?と思い始めました。



では、普通の人が着てる服ってどんなだろう?という疑問が湧いてきまして、そういう服を着てみようと思い立ちました。


ただ、筆者は、量販店に行くと、頭痛くなることが多くて、色とか素材とか、全てが気持ち悪い

あと、薬品の関係とかもあると思うのですが。。



そこで、古着屋に行けば、様々着れるかもと思い、古着屋に行って、あれこれ徹底的に試着してみました。



そうしてみて分かってきたことは、もはや、バ○バリーとかブルッ○スブラザース レベルの服でも、かなりの数がタイ製とかベトナム製とかになっていること。(もちろん、そうじゃ無いのもありますが)


生地やパーツは、一見して良さげでも、着てみると、オヤ?と思うものが多いということ。


一般の人が『ブランド』と認知しているような有名なブランドでも、クオリティーが落ちているものが増えていることです。


これには理由があって、それは、中国を筆頭にしてアジア圏全般で所得が増えており、有名なブランドの服の消費量=生産量が拡大した。


それに対応するために、設備投資して服を作るようになったのだが、その対応上、全てものもに対しては、かつてのようなクオリティーが維持出来なくなった。

つまり、ブランドのオーラが失われているものがあるのです。


その一方で、もっと安い量産品のクオリティーは、かつてよりも良くなったものが一部あります。


そこで、一般の人々が知るような有名なブランドと量販ブランドの差が、ある部分では小さくなった。


一方、価格差はあるので、このくらいの差なら、安い量販ブランドで良いのでは?となった。


ユニクロ初めとして、量販店の服を多くの人が着るようになった→服への興味が薄れていった→良い服とは何かが体感出来なくなった。


と、考えると腑に落ちます。



高級ブランドのスゴイ服は、クオリティーは落ちてませんけど、ものすごく高価になってしまったので、もはやほとんどの人が買えないというか、試着すら不可能な感じですしね。




当店では、ブランドネームと全く無関係に、素晴らしい質感とかフォルムの服ばかり置いているので、そういう部分に気付かなかったなと思います。


一般の人がブランドと思っているものと、我々のようなプロが良いと思っているものって、かなり違いますからね。



この、『相変わらず素晴らしい服』もしくは、『こんなに素晴らしい服』を着たことがある人って、すごく限られているんですね。



コーヒーの淹れ方講座をやっていて気付いたことと一緒なのです。

筆者が言ってる「美味しいコーヒー』のレベルと、一般の人達が言ってる「美味しいコーヒー』のレベルの差があり過ぎて、会話が成立しなかったりする。


飲んだことが無いものを説明するのは不可能です。

飲めば分かりますけどね。全然違うのです。



服も一緒なのです。


本当に素晴らしい服は、着てみないと分かりません。


是非、多くの人に着てきていただけたらと思います。


服を着るって、本当は喜びですよ^ ^

だって、良い服は、気持ち良いし、着心地良いし、色は綺麗だし、カットもフォルムも綺麗ですもん。


探せば、似合う服もありますし。



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by guild-01 | 2017-11-11 21:06 | Comments(2)