カテゴリ:FASHIONの本質( 51 )

寒さ対策 暖かさを保つ工夫について



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写真は、日本のニットファクトリーによるアルパカのニット。着心地良く、暖かさ抜群です^ ^



寒さ対策 暖かさを保つ工夫

本日は、防寒のコツなどを

暖かい空気は軽いので、下から上へ上昇します。

なので、暖かい空気を逃がさないことが大事。
首元にストールやマフラー、スカーフなどを巻いて熱を逃がさないようにすること・
頭を帽子で覆うことが、一番の防寒対策になります。

なので、当店では、冬用小物を様々取り揃えています。


他にも、末端から暖かさが逃げないようにすることが肝心で、手袋や、暖かいソックス
インナータイツ・レギンスなどは非常に効果的です。


それから、ブーツですね。
これで、足下からの冷気を防ぐことが出来ます。


ブーツを買う際は、自分のサイズよりも、少し大きめのものを買って、中敷きやソックスで調整するのがコツです。

つま先に余裕がある方が、外の冷気と直接指先が触れ合わないので冷えにくいのです。

指先というのは、最も神経が発達している場所なので、寒さを感じます。
ここを保護することで、冷たく感じなくなるわけです。


同様に、靴底も地面の冷たさを直接肌に伝える部分ですので、この中間に暖かい中敷を入れると、暖かい空気を逃さないことに繋がるわけです。


それから、厚手のコートは、やはり暖かいです。冬の王道です。


ニットで言うと、アルパカの保温力は半端ないです。その暖かさは群を抜いていると言ってよいと思います。
暖かい服が欲しかったら、アルパカが最強です。
高い山の上に生息してますからね。


カシミヤやシルクも、薄くても保温力はかなり高いですね。
それから、アンゴラ、ウールなどは、やはり良いですね。


アルパカにしてもカシミヤにしてもウールにしても、大量生産出来るものは、高い場所には住んでない平地で飼われているものなので、高地に居るものと比べると、暖かさで劣るのは、仕方のないことで、同じ素材でも、品質は様々です。

アルパカで言うと、繊維の太さが、およそ15ミクロンから25ミクロンまでと、相当違います。
ウールも同様です。

当店では、様々良い品質のニットを販売しております。
こんな手触りのウールは見たことがないというのも、普通にあります^ ^

一生使えそうな丈夫なものも販売しております。
それぞれの用途に合わせて選んでみてください。


寒さ対策 暖かさを保つ工夫
いずれにしても、暖かい空気の層を中に作り、それを逃さないようにすることが肝心です^ ^

ニットの上に目の詰まったシャツなどを着るのも暖かさを逃がさないために有効ですし、様々解決方法があります。


たとえば、駅へ行くまでは寒いけど、通勤中やオフィスが暑いという方は、薄手のカシミヤストールなどが、温度調整に非常に便利で使いやすいと思います。
バッグの中に入れておけるというメリットもありますから。

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by guild-01 | 2017-01-25 18:17 | FASHIONの本質 | Comments(0)

驚愕の事実 1990年に50%だった日本製の服が、2015年には2.8%にまで減っている!!


最近調べていて驚いたことがあります。

それは、2015年の日本繊維輸入組合の「日本のアパレル市場と輸入品概況」を見ると、日本製の服の割合は、日本で販売されている服のうちわずか2.8%だというのです。


日本の工場の方から「日本製は8%くらいしかない」という話は聞かされていたのですが、まさか2.8%まで低下しているとは。



筆者が服職業をやろうと志した頃1990年の時点では、日本製の服は、およそ50%でした。

筆者は、当時日本や欧州のデザイナーが作り出す服に憧れて将来的に服職業をやろう思ったのです。


そして、その思いは実現して実際に服職業を本業にしているわけですが、しかし今では、日本製は2.8%になっている。

自分の国で生産している服がたったの2.8%の国というのは、果たして国として正しい姿なのでしょうか?


衣食住というのは、人の生活の根幹をなすものです。

服というのは、ただ防寒のためにあるのではなく、自分や社会のアイデンティティを支えるものでもあります。

それを作り出す基盤すら既に失っているのは、文化的・社会的に危機的状況にあると言えるのではないでしょうか?


筆者は、元々服の輸入販売と一部自作という形態からスタートしましたが、ファッションのコアなブランドやデザイナーを扱っていたせいで、日本の様々なデザイナーや生産の関係者と知り合うようになり、日本や世界の服産業の問題点を多く知るようになり、日本でどうしたら服を作って売れるのか様々な人々と智慧を出し合ったり、活動したりしてきました。

ですが、未だにこの危機的状況を変えることが出来ていません。


本当にこのままだと、日本で服を生産することが不可能な世の中になってしまうのではないかと現在危惧しています。


「俺は考えるのが面倒くさいからユニクロしか着ない」と言っていた、ある文化人の事を思い出しますが、まさにそうした思考停止が、現在の状況を生んでいると思っています。


そういった思考停止が、何をもたらしたのか?について、よく考えて欲しいのです。



お金のあるところから文化に関しては資金が流れますので、そういうファストファッションやグローバル企業の資金によってマスコミや文化人が仕事を得た結果として、「ユニクロで良いじゃん」「プチプラOK」という流れになり、結果として、日本は、服を生産する能力をほとんど失ってしまっています。



1990年と現在の家計の支出を比べると、住居費や光熱費、食費などの割合はそれほど

変わらない(住居費の割合が上がり食費の割合が若干下がっている)のですが、服飾費だけ三分の一とか四分の一にまで減っています。


食費を抑える意外に簡単な方法とは? 老後破綻に陥らないためにできること〈dot.〉

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000104-sasahi-bus_all


の想定では、世帯の手取り月収45万円の4人家族で、現在のひと月あたりの服飾費が15000円。

改善すべき服飾費が10000円になっています。


4人家族で10000円ということは、一人あたり2500円ということです。


これでは、絶対に日本で生産された服を買い続けることは不可能です。


世帯の手取り月収45万円というのは、現在ではかなり良い部類の方だと思います。

かなり良い部類の人が日本製の服を買えないのでは、日本で服が生産出来ないに決まっているのです。



筆者は、高校生の頃、アルバイト(時給510円でした)したりお年玉をためたりして、ひと月あたり8000円くらいの服飾費を捻出しておりました。

高校生でですよ。


その経験から言うと、ひと月あたり8000円なら、上手くやりくりすれば日本製の良質な服は十分買い続けることが出来るのです。

ひと月あたり8000円といっても、1年で見ると96,000円で、10年で960,000円になります。

この間にコートが何着必要か?ジャケットが何着必要か?と考えれば、十分に良い服も買えることが分かると思います。


ひと月あたり8000円は、不可能なのでしょうか?


おそらく、節約を訴えている方に悪気は無いのだと思いますが、ひと月の被服費を2500円に設定することが正しいという意見は、日本生産を結果的に不可能にしてしまうということです。




百貨店“大閉店時代”を迎えて、凋落する国内大手アパレル

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000012-economic-bus_all

エコノミックニュース 1/4(水) 12:43配信

という記事がありますが、


私達はバブルだったから日本の服を着ていたわけでも、日本のアパレルが努力しなかったわけでもありません。

少なくとも、筆者が知り合った多くのデザイナーやパタンナーや工場の方々は、ものスゴイ努力を繰り返し、素晴らしい服を生み出している人達が居ます。(大手ではなく弱小ですが)それでも、こういう事態になっているのです。



日本人が、激安服の方に先導され、日本人が作ることが不可能な値段の服を当たり前だと思って買うようになってしまった結果、日本生産の服が2.8%にまで減ってしまい、文化的・社会的危機に陥ってしまったのです。


おそらく、普通の人々は、ただ節約しようと思ったのだと思います。

服に対する支出は減ったのかもしれませんが、結果的に文化的・社会的基盤を破壊してしまったということなのです。



これは、戦後、無秩序に杉の植林をしていって山が崩壊したり崖崩れになったり、花粉症になったりしたのと良く似ています。


もう一度、私達の生活について一から考え直した方が良いのではないかと筆者は考えています。



服は、自分の人生のパートナーだと思います。

自分の人生のパートナーがどうでもよい人は居ないと思います。


なので、納得して選んでいただきたいのです。


選び方がよく分からない方のために、当店では、超初心者向けワークショップを開催しています。


自分に合った服のバランスを学ぶことが出来ます。

(何回でも受講出来ます)


開店前の時間、午前10時と11時から事前予約制で貸し切りで開催していますので、是非そちらもご利用ください。(予約電話0422-20-8101)


自分に似合うバランスが分かれば、流行に翻弄された消費と決別出来ますし、足りないものを足して継続的にコーディネート出来るようになります。


ワークショップは有料(60分3000円)ですが、1万円以上のお買い上げで無料になりますので、服が欲しいけど、よくわからないと思っている方は、ワークショップを受けると良いと思います。


超初心者向けとありますが、別にプロの方でも大丈夫です。

いくらでも引き出しはありますので。



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by guild-01 | 2017-01-06 23:11 | FASHIONの本質 | Comments(1)

色づく木々と食欲の秋


突然寒くなり、武蔵野の木々も色づき始めてきました。

千川上水沿いなどは、落ち葉が降り積もって晩秋の雰囲気もちらほら。

ついこの前まで昼間は半袖で歩いていたというのに、本日の最高気温は12度ということで、ほとんど真冬なみですね。


そんな今日この頃いかがお過ごしでしょうか?



この時期に目立ってくる黄葉(紅葉)ですが、もっとも早く黄葉する木の一つにヤマイモがあります。


ヤマイモは、木といってもツルだから、どこかの木の上に巻き付いていて、他が黄葉する前に色づくので目立つ。

そこで、こんなところにヤマイモがあったのだ!と気付くわけです。


そんなヤマイモのツルにムカゴ(小さな芋状の突起物)が出来ていることがある。


これをお米と一緒に炊き『むかごご飯』にすると、美味なので、ついつい探す。

もちろん、根っこには山芋の本体がある(掘るのは大変だが。。)


私達が黄葉の木々につい反応してしまうのは、こうした食べ物の採集が数十万年に渡って続いてきたからだろう。



もう一つ、早くから色づく木としてイチョウがある。

そして、イチョウの黄色は、感動的に美しい。


これもまた銀杏の実を食べる木だ。

黄色く色づいたイチョウの木の下には、銀杏の実が落ちている。


そう考えると、私達が木々が黄色く色づくことに敏感なのは、食料調達(つまり生きていくこと)と密接な関わりがあることが分かる。


カエデや白樺の紅葉(黄葉)も綺麗だが、これらは、樹液を取ることが出来る植物だ。


柚子も毎日食べているが、柚子の色も大変美しいものだ。

柚子は葉は常緑だが、実は緑色から黄色に変化していく。


柿は、葉の紅葉も美しいが、実も綺麗なものだ

ちょっと郊外の山里などに行くと、やたらと柿の実がなっている。。

そこで、なぜ日本には甘柿よりも渋柿の方が断然多いか?ということにふと疑問を持った。


食べるためなら、普通、甘柿を増やしますよね?

でも、渋柿の方がずっと多い。


ということは、人々が渋柿の方を大事にして増やしたのだと思う。


調べてみると、渋柿は、青い実を間引いて染料や塗料に使用していたことが分かった。

古民家の柱の色がとても美しいのは、実は渋柿の色で染めていることが多いということも分かってきた。

番傘なども柿渋染めである。

柿渋は、漆と並んで非常に重要な染料だったのだろう。


そして、色づいた実は、干して干し柿にした。

これは、そのまま食べるだけではなく、様々な甘味料として広く使われていたようだ。


筆者は、それに着目して、現在『柿渋コレクション』を様々製作中である。

様々なものに柿渋を塗っている。


順次登場しますので、ご期待くださいませ。


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by guild-01 | 2016-11-02 18:39 | FASHIONの本質 | Comments(0)

世界で一番着こなすのが難しい服は、白いTシャツと正当的なジーンズ

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筆者が服屋を始めたきっかけは、実は、服が似合わなかったことが原因です。



流行とされている服が似合わないわけです。


それに、正しいとされている服も似合わなかった。



筆者は、自分の店を始める前に、ジーンズなどのカジュアル衣料を販売する店に勤めていました。


で、ジーンズの歴史とか勉強するわけです。


戦後の日本は、アメリカの支配下にあったので、アメリカ標準が正しいとされました。


その一つの象徴がジーンズなのだと思います。



ジーンズと白いTシャツ。

ジェームス・ディーンのイメージですね。


これが、映画やテレビを通じて、多くの日本人に、『正しい服はこれだ』と刷り込まれたのです。


でも、筆者が、その正しいとされた服を着ても、どうにも似合わないのです。


リーバイスの501というジーンズがありますが、まさにそれは、正しいジーンズとされていました。


でもね、501は、ジーンズの中でも最も似合わないものの一つだったのです。


で、筆者は当時、お客様に似合うものを奨めたかったので、あれこれ考えて研究したわけです。


体型によって、似合うカタチを奨める方法とかを研究したのです。



調べていくと、リーバイスの501というのは、アメリカ人の労働者が着るための服であり、ウエストに対して腰まわりや太腿が大きく作られているのです。


筆者は、腰も太腿も太くないので余ってしまうわけです。


それに、501は、馬に乗るために『がに股』に作られています。


筆者は、馬に乗らないので、それは、ただ『がに股』に見える服に過ぎないのです。


そういうことを理解するのに、随分と時間がかかりました。


それは、『リーバイスの501こそが最も正しいジーンズである』という歴史観を刷り込まれていたからです。


リーバイスの501は、所謂『赤耳』という生地の縁がついています。


これは何か?というと、縫製や作業を簡単にすることと生地を出来るだけ無駄に使わないために、生地の端である耳の部分をサイドに来るように作ったのです。


これは、大量生産に適した無駄の無い合理的な作りでした。


そのため、『赤耳』というものが生まれたのです。


しかし、これは、あくまでも、大量生産に対する合理的な理由で生まれたものであり、人間工学や着心地やシルエットを優先するものでは無かったのです。


そのために、これらの服は、「なんか似合わない服』っていうことになったのです。





もう一つはTシャツです。


筆者も昔、ヘインズの白いTシャツこそが、正しいTシャツであると、刷り込まれていました。


元々、Tシャツは、労働者の下着でした。


それを超合理的に生産するために、あのカタチが生み出されたのです。


Tシャツのニット部分は、円筒型の編み機で織られています。


円筒型の編み機で織ると、そのまま筒状のニットが出来ます。


これに腕と首を縫い付けると、Tシャツのカタチになるのです。


ですから、これは、超合理的なカタチなのです。生産するには。。


ところが、これも生産を合理的にするために生み出されたカタチであり、人のカタチや着心地のために生み出されたものではありません。


なので、着ると、『なんか似合わない』ということになるのです。



筆者は、世界で一番着こなすのが難しい服は、リーバイスの501と、ヘインズの白いTシャツだと思います。


白いTシャツっていうのが、これまた難しいアイテムなのです。


なぜか?というと、所謂『縦のライン効果』というものが無いからなのです。


試しに、白いTシャツを着て、上に黒っぽいネクタイを垂らしてみると分かります。


ぐっと締まって見えるのが分かると思います。


これが、『縦のライン効果』です。


白いシャツにネクタイを締めるのは、『縦のライン効果』によって、綺麗に見せるためなのです。


ロングジャケットやコート、ロングカーディガンといったものが、スタイル良く見えるのも、この『縦のライン効果』によるものです。


簡単に同じ効果を出すためには、ストールを使うという方法もあります。



所謂『Tシャツ』と『カットソー』何が違うのか?と言いますと、『カットソー』というのは、カットしてから縫う(ソー)なわけです。


そこには、身体に対して、どうカットして縫い合わせれば綺麗に見えるのか?の追求の余地が生まれるのです。


(カットソー作る人でも、分かってやってない人が、結構多い)


つまり、Tシャツと、カットソーは、別物です。



Tシャツというのは、下着の応用であり、カットソーというのは、ニットの系列にあるのです。


服は、カットや生地によって、様々表情を変えますし、誰が着るかによっても大きく変わります。



産業に人が合わせるのか、人間に服を合わせるのか?

ここに大きな違いがあるのです。

筆者は、人間に服を合わせた方が好きなのです。

人間は、産業の為に生きているわけでは無いからです。

やはり、着心地とかシルエットとか色とか、様々追求していきたいですね。



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by guild-01 | 2016-07-23 00:30 | FASHIONの本質 | Comments(0)

ただいま絹(シルク)の歴史について勉強中

筆者は、先祖が絹関係だったこともあり、かなりの絹好きです。

ただいま絹(シルク)の歴史について勉強中です。
かなりいろいろな事が分かってきて興味深いので、後日書いていきたいと思います。

そういえば、MILFOILのオーガニックコットンやオーガニックリネンの風合いが素晴らしいのは、絹の工場で作っているからだそうです。

繊細な糸を風合い良く織るには、高速で織る現代のマシンでは織れないのだそう。

職人さんが関わる昔ながらの機械じゃないと織れないのです。

そういうもの作るにも、長い歴史の蓄積があるわけで、そういう事もっと知りたいと思う今日この頃です。





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by guild-01 | 2016-05-05 22:13 | FASHIONの本質 | Comments(0)

人類の歴史と織物の歴史・麻の歴史

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人類の歴史と織物の歴史・麻の歴史


筆者は、人類には、主に肉食系と魚食系が居たと考えています。


これまでの歴史の議論では、肉食としての人類の歴史ばかりが考えられてきたのだが、実際は、魚食いの人類の方が遥かに多かったはずだと考えるようになった。


それは、陸上の動物よりも遥かに水の中に居る魚の方が多く居て、捕まえるのも簡単で、生産性も高かったからだ。

単位あたりのタンパク質の量としては、魚が圧倒的なのだ。(環境破壊もし辛いし)

だから、世界の多くの人々は、海沿いや川沿い、湖の回りに住んだのです。



そんなわけで、筆者は、魚食系の歴史について、フィールドワークなどを通して学んでいるのですが、今回は、魚食と織物の関係について考えてみようと思う。



主食が魚だった人達は、魚を捕まえる道具が非常に重要だった。

それが、人々の生活の根本を支えたからです。

だから、道具の進化というものが、生きるという事に直接結びついた。

このことが、人類の進化にとって、とても重要だったということですね。


日本人が,道具作りに命をかけている人が多いっていうのも、原点はここにあるはずです^ ^

元々、道具作りが、生死を分けたからなのですね。



魚を捕まえる時に使う道具は、主に植物を編んだ籠などが最初に用いられていたはずです。これらの籠は、現在でも世界中で広く使われています。

そして、編み物(ニッティング)の原点は、実は、ここにあるのです。



籠が水流に流されないためのロープ作りというのもまた、非常に重要だったはずです。

植物の繊維をほぐし、それを撚り合わせて縄を作る。


それが、紡績の始まりなのです。


この歴史は、おそらく10万年をはるかに超えるはずです。


人類の進化の原点の大きな一つは、ここにあったわけです。



縄を作る過程で、摩擦による火起こしが出来るようになります。

その結果として、人類は、火を使った様々な調理や技術を会得していくことになるわけです。

これは、人類の進化そのものです。



縄文時代の火起こしの道具が、なぜあんなに難しそうな道具だったのか?筆者には、長い間疑問だったわけですが、縄を作るために繊維を撚っていた人々にとって、あの火の起こし方は、笑っちゃうくらい簡単な事だったでしょう。


やがて、縄は網になり、その進化系として織物・生地が誕生します。


織物の原点は、ここにあるのです。


そんな魚食系な人々にとって、最も重要だった植物の一つが麻の仲間です。


日本においても欧州においても、麻は、特別な地位を占めています。

それは、始まりにおいて、人々が生きるために編み出した智慧と技術の結晶だからなのだと思います。





上の写真は、筆者によるリメイクの麻(リネン=フラックス)のパンツです。

イタリアのファクトリーもののパンツを改造したものです。


風を通しやすい、たっぷりとした幅のリネンを使ったドローストリングスのワイドパンツ。


欧州では、多くの地域で嫁入り道具にリネンを持参する慣習があり、リネンというものは、非常に重要な地位を占めています。

日本でも、麻布は、古くから非常に重要でしたし、縄をやたらと神格化しているのも、元々が魚食系だからだと思います。



織物の原点を考える上で、まずここからかなと思いました^ ^


イタリアの魚屋に行った時、並んでいる魚が日本とほとんど全く一緒だったのを見た時、そこには10万年を超える共通した文化や暮らしがあるのだと思いました。

織物を偏愛するのは、そこが原点にあるのでしょう^ ^


そういう共通の文化は、世界中にあるはずで、そう考えると、世界中の人々と仲良くなれそうな気がします。(一部、とんでもない人達が居るとはいえですが。。ちなみに、アメリカの新20ドル札の表は、奴隷解放のために働いた黒人女性ハリエット タブマンになるそうですが、その裏には、現20ドル札の表の人物アンドリュージャクソン大頭領が描かれるそうです。アンドリュージャクソンは、奴隷労働主で、元からアメリカに住んでいたネイティヴ・アメリカンに対して軍を派遣してミシシッピ以西に強制移住させ、大量虐殺した最悪の人物ですが、父親はリネン織物業者だったようです。そういう人達とは、当然仲良くなれませんが。。)


このパンツは、一応メンズですが、紐でウエストを締められますので、女性が着ても全然大丈夫だと思います。



H artinasal hand by..

100%LINEN

MADE IN ITALY+JAPAN

SIZE ONE SIZE

15,000yen+tax




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by guild-01 | 2016-04-23 22:07 | FASHIONの本質 | Comments(0)

春夏の色合わせの基本についてその1 桜編

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色合わせの基本についてその1 桜編


たとえば、春を表現するとして、代表的な『桜』の印象でカラーコーディネートするとします。


いろいろなやり方があると思いますが、上の写真を見てみてください。

これは、筆者が好きな『カスミザクラ』の咲き始めの様子です。

よく見ると分かるのですが、花の根元の部分は『えんじ色』をしていることが分かると思います。


『えんじ色=ボルドー』というと、秋の色だと思いがちですが、桜の花びらの薄いピンクと合わせると、桜の花の色になることが分かると思います。



つまり、こういう合わせ方の方が、より自然を奥深く表現出来るのです。


もっと詳しく観察していくと、木の幹の茶色やダークグレー、それに影になっている部分の黒なんかもありますよね。


そして、背景の薄いグレー


こうした色が、基本となるベースの色です。


その上に花の色の薄いピンクやつぼみの濃いピンクを持ってくると、桜の色を表現することが出来るようになります。






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by guild-01 | 2016-04-14 19:12 | FASHIONの本質 | Comments(0)

春は何を着る??&春のお買い得

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上から、リネン、コットン、カシミヤのストール各種

様々な素材と色があります。




そろそろ春ですね。


3月は、あれこれ忙しく、あっという間に3月も後半ということで、桜の花なんかもちらほらと咲き出しました。

本格的に春の訪れと言いたいところですが、三寒四温ということわざがあるように、この時期は寒暖の差が激しく、何を着ていくか迷いますよね。


本日は、展示会行くのに、あまりにも寒かったので、冬物コートでがちがちに防寒して行きました。

本当は、もっと軽めの格好をする予定でしたが、冷たい雨は降ってるし、これは無理だなと判断しまして、冬物の展示会だから良いかなと。。



そんな日もありますが、こんな季節、とりあえず、一番簡単な方法は、冬の格好のまま、ストール(マフラー)を春色にするという手法。


ストールを春色にするだけで、春っぽくなります^ ^



人間は、環境の色に合わせると落ち着くので、景色が春色になったら、春色を取り入れるのが、やはり落ち着きますね。


この時期は、まだまだ芽吹きが浅いので、全身春色にならずとも、部分的春色使いで、気分が軽やかになる気がします。



アイテム的に筆者がこの時期多用しているのは、薄手のニットと、スウェット(パーカ)、それからジャケット、少し軽めのコートです。



寒暖の差が激しいので、薄手ニットで丁度良い時間が過ぎると、ジャケットかスウェットなどが必要になり、さらには、大判のストールか、軽めコートが必要になるという感じですね。



花見なんかも、夜になると極端に冷えることが多いので、防寒対策は万全に。



コーディネートセット割引もありますので、複数買いがお得です。

現金だと、もっとお得です。


この時期に活躍する商品を多数取り揃えて、お待ちしております。



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by guild-01 | 2016-03-24 20:50 | FASHIONの本質 | Comments(0)

服の悩みを解決!ファッションカウンセリング始めます

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もうすぐ春ですね。

卒入学シーズン、新しい生活を始める方も多いと思いますし、そろそろ春になりたい人も多いでしょう。


というわけで、ファッションカウンセリング始めます。



人間が生きていく上において最も大事な衣食住。

服=自分ですが、様々な悩みを持つ方は多いと思います。


そんな皆様の様々な衣の悩みの解決を提案いたします。



似合う服が無い。

コンプレックスがある。

お洒落と言われたい。

そもそも何を着ていいのか分からない。

大事な用事がある時の服を選びたい。

もっとセンス良くなりたい。

お洒落上級を目指している。

プロのデザイナーだけど、もっと上を目指したい。


などなど


皆様のお話を聞いた上でアドバイス出来ればと思います。



今まで、数万人に服を着せてきたからこそ分かる解決方法

数万着の服を着てきたからこそ分かる解決方法。

様々なデザイナーと共に仕事をしてきたからこそ分かる解決方法があります。


人それぞれの悩みに応じて、様々な解決方法を提案いたします。



30分2000円(お茶お菓子付き)


時間、営業前の10:00から12:30の間の30分間

(コレクションウィーク・展示会ウィークは、土日のみ。通常は、月+金を除く営業日の午前中)

予約制ですので、お尋ねください。



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by guild-01 | 2016-03-09 18:07 | FASHIONの本質 | Comments(0)

12月のお洒落について

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本日から12月ですね。

12月というと、いかにも冬という感じがしますが、12月初旬というのは、東京では紅葉(黄葉)が一番の見頃を迎える頃です。

そうなんです。まだ秋真っ盛りなんですね。

それが、紅葉(黄葉)の見頃が終わると晩秋を迎え、一気に冬に突入していく感じです。

そして、一年で一番陽が短い日、冬至を迎えると、新年までは、後もう直ぐです。

駆け足で季節が変わる月、それが12月です。

街が様々ライトアップされたり、ラッピングされたりして、綺麗なので、あちこち出かけたくなるのも12月です。
この時期は、ちょっとドレスアップして出かけたくなったりします。

実際、忘年会、コンサート、クリスマスパーティーなども多くなりますし。

街へのお出かけや、忘年会やパーティー、コンサートなどでのちょっとしたお洒落の工夫や寒さ対策なども、ブログで更新出来たらと思いますので、よろしくお願いします。

12月は、暖かい服を本格的に提供していきたいと思っています。

郊外へのお出かけについても書きたいですね^ ^
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by guild-01 | 2015-12-01 19:34 | FASHIONの本質 | Comments(0)