カテゴリ:ウェディングドレス( 12 )

『ウェディングドレスの選び方』ジューンブライドをお考えの方は、そろそろドレスについて考えましょう




『ウェディングドレスの選び方』




実は、所謂『ジューンブライド』の考え方は、欧州の6月が結婚式に相応しい良い天気が多いからで、日本だと6月中旬以降は、梅雨にあたってしまうので、特に結婚式にオススメの時期というわけではありません。


むしろ、日本だと4月・5月が一番最適な時期かもしれませんね。
それから6月の前半まで


この季節は、日本でも欧州のように澄んだクリアな光の状態の時が出現しますので、この時に式を挙げると、とても美しいのではないかと思います。

出席者の方々も過ごしやすいでしょうし。





とはいえ、曇りや小雨の日の室内というのも、これがまた白いウェディングドレスがとても奇麗に見えますので、梅雨時の『ジューンブライド』も捨てたものではありませんね。

出席する人がちょっと大変なだけで。。




いずれにしても、5月6月に結婚式を考えている方は、そろそろ真剣にドレスについて相談していただけたらと思います。


結婚式場によっては、持ち込み料がかかる場合も多いですし、提携のドレス屋さんのものしか使えない式場もあります。

そこに自分の着たいドレスが無い場合、悲劇的です。


自分が納得出来る式にするためには、オーダーメイドのドレスというのが一番なのは、言うまでもありません。

そして、自分が納得出来るドレスを作るためには、出来れば3ヶ月ほどお時間をいただきたいのです。





May&Juneでは、新婚旅行にウェディングドレスを持っていくことを提案しています。

日本で式やパーティーをやって、新婚旅行でフォトウェディングという流れが、一番楽しいのではないかと考えています。


その場合、両方の場所に合わせた工夫などもいたしますので、お気軽にご連絡くださいませ。






一生のうちで最も特別な場面の本当に特別な1着を お客様と共に創り上げていく

デザイナーズ・ウェディングドレスの May&June

オートクチュール(オーダーメイド)のドレスを制作しておりますので、様々な人、場面に対応したドレスを提案します。

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180-0004 武蔵野市吉祥寺本町2-31-2#101
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年末年始12月31日~1月3日は休み







『ウェディングドレスの選び方』





『ウェディングドレスの選び方』第一回 オードリー・ヘップバーンも選んだミニドレス(ショートドレス)



『ウェディングドレスの選び方』第二回 オードリーの映画『パリの恋人』で一世を風靡したミディ丈ドレス


ウェディングドレスの選び方 第三回 グレースケリーも着用したフルレングス丈ドレス


『ウェディングドレスの選び方』第四回 人魚のように優雅なマーメイドラインドレス


『ウェディングドレスの選び方』第五回 小柄な方にもオススメなエンパイアシルエット


『ウェディングドレスの選び方』ジューンブライドをお考えの方は、そろそろドレスについて考えましょう!!
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by guild-01 | 2014-02-11 20:19 | ウェディングドレス | Comments(0)

『ウェディングドレスの選び方』第五回 小柄な方にもオススメなエンパイアシルエット





『ウェディングドレスの選び方』第五回 小柄な方にもオススメなエンパイアシルエット


『ウェディングドレスの選び方』第5回は、エンパイアシルエットです。


このラインのドレスは、ハイウエストなので脚長シルエットになります。
バランスを上に、そしてボリュームを下に持って来ることが出来るので、
小柄な方でも全体のバランスが取りやすく、オススメです。



May&Juneでは、実際にこのカタチのドレスを制作していますので、ご紹介いたします。
May&June定番のEmpire Dress

http://mayjune.jp/works/empire/1.html




上から見ると



斜め上から



斜め前から



横から



May&Juneのドレスでは、後ろに脱着式のリボンを付けることで、横から見るとプリンセスラインに近い豊かな表情になっていることが分ります。
なので、単純なエンパイアシルエットのドレスではありません ^ ^(そのあたりは、あくまでデザイナーズ・ウェディングドレスなので、いろいろな工夫をしています)


お客様と相談しながら、デザイン画を描いていくところから始めますので、より、あなたに合ったドレスが制作可能です。


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大きな写真はこちらから
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『ウェディングドレスの選び方』



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by guild-01 | 2014-01-06 23:09 | ウェディングドレス | Comments(0)

『ウェディングドレスの選び方』第四回 人魚のように優雅なマーメイドラインドレス




『ウェディングドレスの選び方』第四回 人魚のように優雅なマーメイドラインドレス


『ウェディングドレスの選び方』第四回は、マーメイドラインとスレンダーラインドレスです。


このラインのドレスは、文字通り、スレンダー(細身)な方に似合うドレスです。
華奢でシック、優美で大人っぽい印象になりますよね。


May&Juneでは、実際にこのカタチのドレスを制作したことがありますので、ご紹介いたします。




シルクサテンの美しさを活かしたシンプルでクラッシックなマーメイドドレスです。

オーガンジーとパールのロングネックレスとベールで合わせました。



なんか、こうしてみると、ヴァイオリンとかヴィオラでも弾きそうな音楽的な感じを受けるのは、ワタクシだけでしょうか。






実は、このドレス、オーダーから納期まで2週間という、恐るべき短さでした。

よくぞ、2週間で出来上がったと思います。

思いますが、この2週間というのは、本当に限界ギリギリで、May&Juneでは、通常オーダーから納期まで3ヶ月いただいております。


その方が、やはり、ドレス作りそのもを楽しめますし、出来上がりを待つのも楽しいと思います。細かい修正も出来ますし、余計な出費もかかりません。


納期が短いと、ご希望の生地やパーツが無い場合、妥協しなければならなくなったり、高い金額を出さなくなったりする可能性があります。


特に、お仕事でお忙しい花嫁の方は、より時間に余裕をもたれると良いと思います。


結婚式は、まず会場とドレスを3ヶ月前までに選びましょう。(出来れば半年前がモアベター)です。


ジューンブライド(ジューンブライド(といっても、当ブログ オススメのウェディングは、5月中旬から6月初めの梅雨入り前にかけてです。)を考えている方は、是非今のうちにご相談いただければと思います。


そして、あれこれ想像しながらワクワクするのが、良いのではないでしょうか?



それから、ドレスにこだわりたい方は、まずドレス作りを優先していただきたいと思います。
会場によっては、提携のドレスしか受け付けないところもありますし、持ち込み料金がかかる場合も多くあります。


レンタルなのに、May&Juneのオーダーメイドドレスよりもお金がかかったという話も良く聞きますし、自分の思い通りのドレスにならなかったという話も非常に多く聞きます。


May&Juneのオーダーメイド(オートクチュール)なら、お客様の要望をお聞きしながら、デザイナーがデザイン画を描くところから始まりますので、より、思った通り、というよりも、思った以上の仕上がりをすべく努力しておりますので、ドレスも会場も、両方のマッチングも美しくやりたい方は、そのあたりをしっかり考えて、結婚式を考えてみてください。


そうしないと、自分が本当にやりたかった式や着たかったウェディングドレスが着れなくなってしまいます。



ですので、結婚式を予定している方は、まず、気軽に当方にご相談いただけると嬉しいです。
実際に見て、よかった場所もご紹介出来ると思いますし、当方も様々相談に乗れますので、よろしくお願いいたします。


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by guild-01 | 2014-01-05 13:24 | ウェディングドレス | Comments(0)

『ウェディングドレスの選び方』第三回 グレース・ケリーも着用したフルレングス丈ドレス



http://mayjune.jp/design/



ウェディングドレスの選び方 第三回 グレースケリーも着用したフルレングス丈ドレス



『ウェディングドレスの選び方』第三回は、フルレングス丈ドレスです。

フルレングス丈ドレスは、ウェディングドレスの最も基本的で正統的な丈です。

モナコ王女になったグレースケリーが結婚式で着たドレスもフルレングス丈でした。





http://mayjune.jp/design/



グレースケリーが結婚式で着たドレスは、フルレングス丈のベルラインのドレスです。

実際の映像はこちら





このドレス、世界で最も有名なウェディングドレスの一つですが、本当に美しいですよね。







デザイナーのヘレン・ローズによる
デザイン画も、これまた素晴らしい。





このようにロイヤルウェディングでも使用される正統的な丈が、フルレングス丈です。




基本的に誰でも似合う長さで美しいのですが、当然のことながら引きずるので、ガーデンウェディングとか2次会には厳しいのが欠点ですね。


そういう場合May&Juneでは、2wayや3wayで、長くも短くも着れるデザインも提案いたしますので、是非気軽にご相談ください。




フルレングス丈のドレスといえば、こちらは、近年最も話題となったウェディングドレスのコレクションの一つ、ニューヨークコレクションのVera Wangウェディングコレクションです。

http://magazine.zankyou.com/it/wp-content/uploads/2011/03/vera-wang-wedding-dresses.jpg


実はこのドレス、デザインしているのは、日本人の二人組でして、ドリスヴァンノッテンとアンドゥムルメステールのデザイナーをやっていた二人でやっていたのです。

もうデザイナー変わってしまったので、このコレクションを見ることも出来ないですが、大変素晴らしいコレクションだったと思います。


そのデザイナーが参加していた幻のブランド『GARE』の服があるのは、当店だけでしょう^ ^








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by guild-01 | 2014-01-02 21:31 | ウェディングドレス | Comments(0)

『ウェディングドレスの選び方』第二回 オードリーの映画『パリの恋人』で一世を風靡したミディ丈ドレス




『ウェディングドレスの選び方』第二回 オードリーの映画『パリの恋人』で一世を風靡したミディ丈ドレス


『ウェディングドレスの選び方』第二回は、膝下のミディ丈、アンクル丈ドレスです。

ウェディングドレスというと、マキシ丈が一般的ですが、この膝下のミディ丈・アンクル丈ドレスというのも、これまた魅力的です。







このミディ丈・アンクル丈のドレスは、オードリー・ヘップバーンの映画『パリの恋人』(Funny face)で使用され、世界中で注目を集めました。




このドレスをデザインしたのは、あのジバンシー(Hubert de Givenchy)です。




なぜ、ジバンシーが、映画『パリの恋人』(Funny face)において、膝下のミディ丈ドレスをウェディングドレスにしたのかと言いますと、この映画がミュージカルで踊りがあるからですね。


ちなみにジバンシーは、エドガー・ドガ(Hilaire Germain Edgar de Gas)の踊り子の絵をモチーフにしていると思います。

http://www.artsofinnovation.com/degas2.gif

http://www.01ns.eu/lacornice/degas_edgar_dancer_at_the_barre16abc.jpg


バレエシューズを履いてますしね。


まさにワルツ丈(waltz length)です。


映画では、このバレエ風のふくらみを出すために、インナーにもう一枚スカートを着用しているようです。



アクティブで軽やかな膝下のミディ丈・アンクル丈のウェディングドレスは、人々の心を捉えました。

http://i527.photobucket.com/albums/cc360/airy130/Audrey.jpg



そして、ジバンシーとオードリー・ヘップバーンのコンビは、数々の素晴らしいドレス、スタイルを産み出していきます。



ミディ丈・アンクル丈ドレスは、結婚式の本番だけでなく、二次会や新婚旅行にもそのまま着ることが出来るので、使い道が広がると思います。





こちらのドレスは、筆者の大のお気に入りのドレスです。
美しいですよね~

キュートでコケティッシュで軽やかなミディ丈・アンクル丈ドレスのお話でした。




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by guild-01 | 2014-01-01 22:45 | ウェディングドレス | Comments(0)

『ウェディングドレスの選び方』第一回 オードリー・ヘップバーンも選んだミニドレス(ショートドレス)

『ウェディングドレスの選び方』第一回 オードリー・ヘップバーンも選んだミニドレス(ショートドレス)




今回からしばらく『ウェディングドレスの選び方』について考えていきたいと思います。



そしてそれぞれのドレスの長所、短所など考えていこうと思います。



第一回は、ミニドレス(ショートドレス)について





ウェディングドレスというと、皆さまは、どのようなカタチを思い浮かべるでしょうか?

人によって、それは様々だと思いますが、ミニ・ショートドレスを思い浮かべる方は、案外少ないだろうと思います。



でも、この丈も魅力的なのですよね。



たとえば、有名なところですと、オードリー・ヘップバーンも自らの結婚式にミニ・ショートドレスを選んでいます。



シンプルですけど素敵ですよね。


それから、ジョン・レノンと結婚したオノ・ヨーコなんかも、ミニ・ショートドレスですね。

http://www.anothermag.com/filestorage/120/4/124808.jpg



え?シンプル過ぎてものたりない??

では、こういうことも出来ますという例を。。

http://www.eyesight.jp/blog/images/111006-9.jpg
(コムデギャルソン)


こちらは、アレキサンダー・マックイーン
http://dressmeblog.me/wp-content/uploads/2011/10/alexander-mcqueen-fall-2011-wedding-dresses.jpeg
Alexander Mcqueen



後ろだけ長いなんていうのも出来ますよね。
http://media.onsugar.com/files/2011/03/09/0/258/2589280/bf2700a77c750609_mcqueen.jpg
Alexander Mcqueen


とはいえ、式の本番は、長いものが着たいという方も多いと思います。

その方が静粛かつゴージャスで正式な感じがしますよね。


でも、二次会や新婚旅行に着ることを考えると、短い丈のも欲しくなってきます。


そういう場合には、2wayや3wayで、長くも短くも着れるデザインを提案しますので、是非気軽にご相談ください。




こういう風にドレスを作ると、ウェディングドレスの使い道が、広がると思います。




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by guild-01 | 2013-12-30 21:49 | ウェディングドレス | Comments(0)

日常のトクベツな一瞬を捉えるということ フェルメール『デルフトの眺望』に学ぶ


ニコラス・フェルメール 『デルフトの眺望』

制作年代:1660~1661年頃
技法:カンヴァス、油彩
サイズ:96.5×115.7cm
所蔵:マウリッツハイス美術館




日常のトクベツな一瞬を捉えるということ フェルメール『デルフトの眺望』に学ぶ






本日は、2012年の1月に筆者がオランダに行った際に偶然出逢った景色をご紹介します。


こ、これは。。フェルメールの光だ!!

と、盛り上がって撮った写真です。
夜明け直後(といっても午前8時半くらい)のアムステルダムです。









フェルメール的な光景というのは実在するのです。







そして、この光景が冬の夜明け直後の写真であることから、このフェルメール『デルフトの眺望』のような景色は、太陽が低い位置にあり、空は晴れているけれども、日が当たっていない場所がある時に出来るということが分かります。



ウィンターウェディングにおいて、『デルフトの眺望』的な透明感のあるウェディングを挙げたい方、フォトウェディングを挙げたい方は、是非参考にしてください。






日本でオランダ的な光になる確率が一番高いのは5月ですかね?

梅雨の間の晴れ間にも、たまにこういう光の加減が出現します。




日本は大陸からの黄砂の関係で、丁度よい光の加減の時に黄色くなってしまうことが多いんですよね。

でも、5月、6月は、上手くすると、ものすごく透明感のある光の時に遭遇します。

そういう天気のジューンブライドに当たった人は、本当にトクベツな時間を過ごせるでしょうね。


そして、11、12、1月というのも又、日本において透明感のある美しい光が楽しめる月だと思います。





text by g





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by guild-01 | 2013-11-05 14:30 | ウェディングドレス | Comments(0)

クロードモネに学ぶ光と色彩の関係 ウエディングドレス研究 




光と色彩の関係 ウエディングドレス研究 


『ものが見える』と一言で言ってしまいますが、『ものが見える』って、実はかなり不思議なことです。



私達は、暗闇の中では、ものは全く見えません。

だからといって、そこに物体が無くなったわけでは無いのです。

見えなくなっただけなんですね。

明るくなれば、見ることは可能です。


こちらは、光によって見えるようになった物質を描くことで独自のポジションを獲得したフランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵です。





ジョルジュ・ド・ラ・トゥール画『聖ヨセフ』(1642年または1645年)ルーヴル美術館蔵


暗闇の中にろうそくの光が浮かび、日常の出来事が神聖な出来事であるかのような一瞬の風景をとらえた傑作です。







色というのも、これまた不思議でして、光の当たり具合によって、色が全然違って見えるわけです。






今回お見せする写真は、実際に撮影した写真よりも、かなり明るくしています=光を強くしています。


ですが、これは真実では無いわけではなく、実際にこういう風に見えることもあります。







その光の加減で一瞬見える印象を描いた人達が、印象派の人達です。


彼らは屋外で絵画を制作することを好みました。

屋外の方が、そういう一瞬の光の印象が訪れる機会が多かったからだと思います。

フェルメールの室内画から、もう一歩先に踏み込んだわけですね。




中でもクロード・モネの大聖堂のシリーズは、移り行く光と色をとらえたまれに見る傑作です。










Claude Monet’s The Reader or Springtime
Le Portail, brouillard matinal
扉口、朝霧 (Le Portail, brouillard matinal)
クロード・モネ 1893年
W 1352 
キャンバスに油彩 100 x 65 cm
フォルクヴァンク美術館 エッセン



このように、光が色彩を変えていくのです。

ウェディングも、様々な光の状況を想定してやると、ものすごく美しいウェディングになるかもしれません。


クロード・モネ風に『サンセットウェディング』や『モーニングウェディング』
それから、ラ・トゥール式に『ナイトウェディング』なんかも有りだと思いますよ~






筆者も、そのうち、屋外の一瞬の印象を撮影しようと思っているのですが、今回の写真は、屋内における、一瞬の印象を捉えたものです。


窓から差し込むシンクロした光の束
こういう状況では、私達は、白をもっと白く感じることが出来ます。














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by guild-01 | 2013-11-04 22:08 | ウェディングドレス | Comments(0)

真珠の首飾りの少女に見るフェルメールライトとウエディングドレスの関係

2012年、東京上野の国立西洋美術館では、「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」が開催されていました。
http://www.berlin2012.jp/tokyo/


最近日本でもオドロクほどの大人気になってきたフェルメールですが、筆者は、昔から大のフェルメールフリークでして、世界に30数点しかないフェルメールの作品を見るために欧州中を旅してきたのですが、このベルリン国立美術館にある『真珠の首飾りの少女』もベルリンまで見に行きました。

筆者は、ベルギーの首都ブリュッセルからわざわざ夜行列車で10時間かけてベルリンまで辿り着き、絵を見て来たのですが、その作品が上野で見れるなんて奇蹟的なことでしたね。
行かれた方も多かったと思います。


では、なぜフェルメールの絵は、こうも魅力的なのか?この『真珠の首飾りの少女』を題材に見ていきたいと思います。



『真珠の首飾りの少女』ベルリン国立美術館




筆者が室内で写真を撮影したり、店内をディスプレイする時、『フェルメールライト』と『レンブラントライト』という効果を多用します。



レンブラント・ファン・レイン『夜警』アムステルダム国立美術館

レンブラントライトというのは、暗闇の中にスポットライトを当てることによって、劇的な効果をもたらす照明のことです。
この絵は、世界三大名画の一つに数えられている、レンブラントの『夜警』です。

中心に集められた光の束が、浮遊するような不思議な神秘的な効果をももたらしていることが分かると思います。



では、『フェルメールライト』とは何か?と言いますと、オランダの画家ヨハネス・フェルメールが使ったライティングのテクニックのことです。


フェルメールは『カメラオブスクーラ』という暗箱を使った写真機の原型を利用して絵画を制作したといわれています。

この『カメラオブスクーラ』の構造は、カメラと一緒で、焦点の合った部分とソフトフォーカスな部分を画面に作ることが出来ます。

なので、フェルメールの絵画は、私達が映像を撮る時のまたとない参考になります。




彼のライティングテクニックの一つに、窓からの光の効果というものがありまして、フェルメールは、少し高い場所にある窓から差し込む光を使って、空間を神秘的に見せる効果を使っていました。



『手紙を書く婦人と召使』(てがみをかくふじんとめしつかい、蘭: Schrijvende vrouw met dienstbode、英: Lady Writing a Letter with her Maid)1670-1671
ダブリン アイルランド国立美術館



室内で絵画が制作される以上、光は必ず間接光になるわけです。
この室内における間接光を最も効果的にしたもの。これが所謂『フェルメールライト』と呼ばれているものです。
その効果については、ピーター・グリナウェイが映画の中で実証しています。




この筆者が撮影したウエディングドレスの写真も、少し高いところにある窓の光を利用し、漆喰の白壁の反射光を使ってウエディングドレスの輝きを引き出しています。

プラス、そのウエディングドレスに蓄光した光を使って、空間を光で満たしているわけです。

なので、全体の空間がとても神秘的でトクベツな感じになっているのだと思います。







フェルメールの魅力はいくつもありますが、その最大の魅力の一つは、光を描き出すことにあるのではないかという気がします。

それぞれの物質がもたらす反射光の違いを綿密に、しかし、オドロクほど素晴らしく再構成して描き出しているのです。


何もない空間でさえも、光が何かを語っているわけです。


フェルメールの絵が魅力的なのは、画中の人物が着ているシルクの衣服や真珠のネックレスの描く特別な光を描き切っているところにもあると思います。
『真珠の首飾りの少女は、そうした中でも傑作中の傑作であると思います。



それから、こちらを見ていただきましょう。



『青衣の女』(せいいのおんな、蘭: Brieflezende vrouw in het blauw)1665 アムステルダム国立美術館



この『青衣の女』に見られるように、それらの特別な光を効果的に見せるために、ベルベットなどの光の一部を吸収し、光の一部を放つ素材を多用しているところも注目すべきポイントといえるでしょう。





その光の反射特性の違いを生かした写真は、また後でお見せしたいと思います。




この記事は、2012年の記事に加筆修正したものです。


以下の展覧会は終了しました。

また、機会のある時に是非見ていただけたらと思います。




「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」

2012年6月13日(水)~9月17日(月・祝)


国立西洋美術館(東京・上野公園)
*巡回先:九州国立博物館(福岡・太宰府)2012年10月9日(火)~12月2日(日)

〒110-0007 東京都台東区上野公園7‐7


http://www.berlin2012.jp/tokyo/







text by g





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by guild-01 | 2013-11-01 15:56 | ウェディングドレス | Comments(0)

ヨハネス・フェルメールに見る光の音楽性とウエディングドレスの関係

今回は、フェルメールを参考にしながら、物質の反射率の違いによる物体の見え方について見ていきたいと思います。




ヨハネス・フェルメール『音楽のレッスン.』 The music lesson. バッキンガム宮殿ウィンザー城(ロンドン) 英国王室コレクション 1662年 74×64.6cm



フェルメールの絵には、シルクやヴェルヴェットがよく使われています。

それに、パンや花瓶なども使われていることが多いです。

実は、フェルメールの絵には白磁の花瓶が登場します。



これは、当時の17世紀のオランダが、東洋との貿易の中心港になっていたために、白磁が入ってきていたのです。

フェルメールの生家はオランダのデルフトにあります。
ここの名物はデルフト焼きという陶器ですが、このデルフト焼きも、実は東洋から入ってきたものが、独自に進化し、こういうカタチになっていったわけです。

このように、フェルメールの絵には、東洋の青磁や白磁の影響が非常に強く見られるのです。

フェルメールブルーはよく知られているところですが、これはラピスラズリという宝石(貴石)を砕いたものです。

これは、青磁に影響されたものなのではないかと思います。



『青衣の女』(せいいのおんな、蘭: Brieflezende vrouw in het blauw)1665 アムステルダム国立美術館






では、『真珠の耳飾りの少女』別名『青いターバンの少女』の印象的な眼と唇、そして襟元の輝きは何でしょうか??




『真珠の耳飾りの少女』(しんじゅのみみかざりのしょうじょ、蘭: Het meisje met de parel, 英: Girl with a Pearl Earring)


それは、白の輝き方の発見から生まれたものではなかったのか?という気がします。

フェルメールの絵に出てくる白は、壁のしっくいの白、それから真珠の白、それに白磁の花瓶の白、それにパンが光り輝いていたり、牛乳が光輝いていたりします。



真珠の首飾りの少女




『牛乳を注ぐ女』(ぎゅうにゅうをつぐおんな、蘭: Het melkmeisje)1657 アムステルダム国立美術館


ご覧のように、日常の様々な場所における白、光の粒が描かれていることが分かると思います。

これらはみな白ですが、当然のことながら、光の反射率が異なるわけで、その光の反射率のアンサンブルこそが、フェルメールの絵をフェルメールたらしめているところなのではないか?という風に思います。



フェルメールの絵は、そういう意味で、とても音楽的です。
バイオリン、ビオラ、チェロ、ピッコロにフルート、様々な波長の音が重なり合ってオーケストレーションをするように、フェルメールの絵もまた、様々な光の波がアンサンブルとなって、物質や人間を浮かび上がらせるわけです。




『手紙を書く婦人と召使』(てがみをかくふじんとめしつかい、蘭: Schrijvende vrouw met dienstbode、英: Lady Writing a Letter with her Maid)1670-1671
ダブリン アイルランド国立美術館



フェルメールの絵に、音楽の風景が度々登場するのも、偶然では無いのだと思います。



恋文 1669-1670 アムステルダム国立美術館



フェルメールの時代は、近代絵画の完成と共に、近代音楽の芽生えの時期でもあったのです。


筆者は、この光のアンサンブルを、ウエディングドレスの撮影の時に見出したわけです。

真珠(スワロフスキー)の輝き、それと波長の異なるチュールの輝き、そして襟元のサテンの輝き、内側のシルクが放つ輝きと、外側のレースが通す光、レースの附属がきらびやかに放つ光、ヴェールの淡い光。。


窓から入ってきた光は、漆喰の壁を照らし出し、その反射光を受けたドレスは、淡く輝き出し、その光が再び空間や壁を照らし出す。

それは、白い光のオーケストレーションでした。










この記事は、2012年の記事に加筆修正したものです。


以下の展覧会は終了しました。

また、機会のある時に是非見ていただけたらと思います。

上野の東京都美術館
リニューアルオープン記念「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」
2012年6月30日~ 2012年9月17日

http://www.tobikan.jp/museum/2012/mauritshuis2012.html




 東京都美術館のグランドオープンを飾る「王立絵画館」の名で世界的に知られるオランダ・マウリッツハイス美術館のコレクションの数々。
公式ページ
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
www.asahi.com/mauritshuis2012/
















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by guild-01 | 2013-10-31 16:02 | ウェディングドレス | Comments(0)