進化するために人間は生きている..



今日のランチはailaさん。
珍しく肉料理がメニューに残っていたので、食べてみる。(僕が行く頃には大概終わっている。。)
豚肉のローストに豆の煮込みが付いたもの。
に、じゃがいものポタージュとサラダが付く。
そしてハーブティー

ailaのサラダがとても好きなのですが、飯田橋の名店『sucunizzo』のドレッシングとそっくりなんだよね。
シェフに交流があるのかな??
いずれ、確かめてみようと思います。
ちなみに『sucunizzo』のドレッシングは、ポン酢と野菜をミキサーにかけてうんちゃら。。素人には簡単に作れません。

ailaの方がオリーブオイルが強い気がするけど、基本的な味は一緒ですね。
ドレッシングのかかり方というか、あえかたがまた絶妙なんですよね。

豚肉のローストも美味です。
ローズマリーの香りかな。
下に敷いてある豆の煮込みともよく合います。

ailaの料理は、死ぬほど美味い、所謂美食ではなく、生活に密着した味。
何度食べても飽きない味で、それをこれだけお洒落に雰囲気よく、しかもリーズナブルに提供しているところが偉いです。

当然のことながら、また来ます☆

ところで、黒板に書いてあった、『進化するために人間は生きている..』という言葉が、とても気になったailaさんでした。

もっと詳しく↓

all about

http://www.tsuiteru.com/gr/aila/


aila

JR山の手線 恵比寿駅 西口より徒歩5分
地下鉄日比線 恵比寿駅 より徒歩5分

アクセス具体的西口から左手のタクシー乗り場とスーツショップ、紀伊国屋酒店との間の坂道を200mほど上りきったところの右側にあります。

住 所〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1−16−3

TEL03-5721-6063

営業時間11: 30〜 15: 30 (ランチLO14:30)
18: 00〜 23: 00 (LO21:00)
11: 30〜 22: 00 (日祝は22:00)

ランチタイム 11: 30〜 15: 30 (LO14:30)

定休日毎週月曜日(祝日の場合は翌日になります)
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by guild-01 | 2008-05-30 22:21 | Comments(0)

『知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展』

マリオ・ジャコメッリ MARIO GIACOMELLI

東京都写真美術館で開かれている『知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展』イタリアの奇才を見る。


正直言って、こんなにスゴいとは思わなかったです。
チラシを見て、好きそうな感じとは思ったけれど。。
事前に情報がまるで無かったですし。。


写真が好きというか、アートが好きな人というか、みんな、今直ぐ行って見た方が良いと思います。5月6日まで、あと少ししかない!!
それほど希有な写真展です。



マリオ・ジャコメッリは、いわゆるプロの写真家ではなく、アマチュアの写真家らしいです。
でも、たぶん、プロの写真家が何百人束になってもかなわないと思う。
プロってなんだろう??

マリオ・ジャコメッリの本職は印刷業らしい。
そして、たぶん、マリオ・ジャコメッリの写真は、印刷業というバックボーンが無ければ、成し得なかったもの。

彼は恐らく、写真を撮っていない。
写真を写していない。

彼は、写真を描いている。
あるいは、写真を紡いでいるのです。




ここ10年余の間、写真というものの限界についてずっと考えてきました。


杉本博司という素晴らしい写真家が居ます。
僕は彼の写真がとても好きです。
しかし、彼の写真を見ると、写真の限界について考えてしまうのです。写真表現の限界です。


だから、僕は、ウォルフガングティルマンス
マークボスウイック などのファッション写真に近い人達を好んで見るようにしてきました。
彼らの写真は、写真表現の限界という位置とは関係ないところで素晴らしいから、それらを見ることは、純粋な喜びなのです。


でも、マリオ・ジャコメッリは違います。
彼は、写真表現の限界を恐らく正面から突破してみせているのだと思います。

彼の写真を見ていると、写真の限界がまだ無かったのだということに気付くのです。


彼が残した一本一本の線の強さ、儚さ、美しさ。
彼が残した皺や襞や畝は、宇宙の存在そのもにまで達する本質を秘めている。


畑や木の切り株や波は、具象であると同時に抽象であり、内面であると同時に外部であり、傷であると同時に生命力でもある。


世界の細部には宇宙が隠されていて、その存在をジャコメリのカメラは刻印し、描きとっていく、紡ぎ出していく。


彼が残した画像の重なりや影や残像は、詩であり、夢であり、物語である。
虚像であり実存であり、歴史であると同時に瞬間である。


彼の写真は解釈されるべきものとして存在し、解釈を拒む。
それはただ詩としてそこに存在している。


ルポルタージュでもドキュメンタリーでも無いもの、でもそれは、遥かにそれらの表現よりも多く何か本質を伝えている。


写真とは何か?
マリオ・ジャコメッリの写真は、その問いに答えている。
それは『写真である』と同時に『写真では無いも』のだ。

私達はこれからどこへ向かうのか?

マリオ・ジャコメッリが最後に残したものは、レオナルド・ダヴィンチと同じく『謎』だった。



現在では世界遺産となっている、アントワープにあるプランタンモレトゥス印刷博物館に行ったことがある。
そこの活版印刷や機械を見ていると、文字を写すということが、当時どれほど大変かつ切実なことであったのか?ということを感じざるを得ない。
そして私達は、ほんの少し前まで、大変な努力によって一つ一つ、文字を組んで印刷を行ってきた。
私達は、文字通り、文字を打ち付けることによって情報を伝えてきたのだ。


活版印刷が誕生した16世紀初頭、『神は死んだ』と言われた。
活版印刷の技術の普及によってギリシアやイスラムや古代ローマの膨大な文献が呼び起こされ、それは印刷によって世界中に広まっていった。
それは、情報の統制により、地位と権威を欲しいままにしていた教会の権威を失墜させ、科学と新しい価値観、世界の見方を世に解き放った。
そして、それは『ルネッサンス』と呼ばれた。

『ルネッサンス』は、最高の芸術と最悪の宗教戦争を産み出した。


そして21世紀
私達は文字を打ち付けることを放棄し、情報は0と1が表すデジタルな記号に置き換わった。
私達は世界を0と1によって認識し始めているようだ。

しかし、世界とは0と1なのだろうか?


マリオ・ジャコメッリの写真は、かつての活版印刷を産み出した人達が作った本と同じように、世界に向かって、その手で打ち付けたもの、紡ぎ出したものだ。
そこには世界の本質というべきものが詰まっている。
人はそれを『芸術』と呼ぶ。


ここに、マリオ・ジャコメッリのカタログがある。
そして残念ながらここには、『マリオ・ジャコメッリの写真というべきもの』は写ってはいない。





『知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展』イタリアの奇才

東京都写真美術館

■会 期:2008年3月15日(土)→5月6日(火・祝)
■休館日:毎週月曜日(5/5は開館します)
■会 場:2階展示室
■料 金:一般 1,000(800)円/学生 800(640)円/中高生・65歳以上 600(480)円

住  所〒153-0062 東京都目黒区三田一丁目13番3号
恵比寿ガーデンプレイス内 電話 03(3280) 0099/FAX 03(3280)0033
開館時間
10:00〜18:00 (木・金は20:00まで)
※いずれも、入館は閉館の30分前まで
休館日毎週月曜日(休館日が祝日または振替休日の場合、その翌日)、年末年始
※2008年5月7日(水)は休館
※2008年7月22日(火)は臨時開館
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by guild-01 | 2008-05-03 20:56 | ART | Comments(0)