シャガ Iris Japonica

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庭の片隅でシャガのつぼみを見つける。
桜の季節で上ばかり見がちだが、地面を見ると様々な花が咲いている今日この頃である。

渓流釣りに行くと、林道の脇に咲いていることが多い花だ。
咲くと気付くが、つぼみだとなかなか気付かない。
でも、つぼみをつくづく見ると、とても綺麗である。

そして、アヤメの仲間は、なんといっても葉っぱのカタチが美しい。

中国原産とあるが、学名を見ると『Iris Japonica=日本のアヤメと言う意味』である。
誰も植えてないようなところでも咲いているし、日本に昔からあるんじゃないかと思うが、どうなんでしょうね。


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by guild-01 | 2017-04-05 16:09 | 花とファッション | Comments(0)

花とファッション キショウブ(イエローアイリス)とuemulo munenoliのブラウス

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さて、生け花(活け花)ですが、木瓜、八重桜、山吹、ヒメシャガ、アヤメ、アズマ石楠花と、花が続き

しばらくの間、石楠花(アズマシャクナゲ)が綺麗だったのですが、さすがに平地ではアズマシャクナゲも終わり、庭に使えそうな花が全く無くなりました。


もうすぐ紫陽花が咲くので、それまでどうするか?考えているうちに、アズマシャクナゲがしおれてきました。

しょうがないから、花を買おうと思って近所の花屋に行ったら、全部休み。
で、某有名チェーン店で花を買ってきました。



で、飾ってみたのですが、うーん、これじゃない感じがする。

花自体は綺麗なのですけれども、なんというか生命力が足りてない


多分、自分が目指しているのは、こういのではないなと


商品として頑張って作った花と、庭に咲いてる花。
何が違うんだろう??



で、数日経ったら、庭に咲いてました。
キショウブ(イエローアイリス)

この花、本当に美しいですね。
花も綺麗ですが、葉やつぼみも本当に美しい。


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つくづく眺めていると、あることに気付きました。


適した場所に咲いている。
適した場所で生きているから、生命力がある。
故に美しい
ということです。


これが、買ってきた花との差かもしれません。



キショウブ、日本原産のショウブの仲間だそうですけど、たたずまいが、洋風です。
どちらかというと、パリのお花屋さんのウインドーに飾ってありそうな感じです。

店先のアイヴィーと一緒に、祖父の鉄瓶に生けましたが、それでも、全く和風になりません。


たぶん、色が西洋の色と、私たちが認識している濁りのない澄んだイエローなんだと思います。


でも、立派な日本産なんですよ。

和風と洋風って、何で判断しているんでしょうか??

なんで、こういう色が日本の色にならなかったんだろう??
というのが、むしろ不思議です。


いわゆる和庭園と認識されている、庭のあり方と、イングリッシュガーデンに代表されるガーデニングという概念。


どちらも、もちろん綺麗ではあるのですが、自分に一番近いのは、そういうものでは無いのです。

もちろん、完璧な日本家屋や洋館に住んでいたら、そう仕上げるかもしれないですけれども、そんなところに住んでいる人は、ほとんど居ないでしょう。


だから、その場所に適した草花で、もっと自然に美しく出来るのになと思います。



現在、ポール・スミザーというイギリス人の庭師の人の本を読んでいるのですが、この人の考え方は、筆者に近いです。



以下は、ポールスミザー氏の言葉


『ポール・スミザーの自然流庭づくり』 より

「日本に来て数ヶ月ごろの話。私にとってそれら(ギボウシやユリ、ホトトギスやシダ類)は憧れの植物だった。それが、気軽に行ったドライブでひと休みしてのぞいた林や民家の裏山に、雑草のように茂っているのを見たときは本当に驚いた。さらに日本の友人がそれらを平気で踏みつけて歩くのにもびっくりした。私にはそんなことはできなかった」
「イギリス人が高い苗を買って大切に育てている植物が、日本だとその辺の野山に自生している。そんなに美しいものを放っておいて、日本の環境に合わない植物をわざわざ植えるなんて、なんてもったいないことか」 




『本物のイングリシュガーデンは日本の植物で』より

本当に気に入っている場所に生えている植物は、基本的には自分が何とかする
虫に攻められても、自分の力で何とかする
その植物が好む場所を用意させてあげる事が大事  日当たりのいい場所を好むものとか、後は腐葉土とバーク堆肥を入れれば、ミミズが来て、堆肥をたべて出したものが植物にとっていいものなので、栄養を取りやすい状態になっていて、土に穴も開けてくれて、空気が入り込み易い状態になる
細かい作業はバクテリアがやったくれる
肥料をやりすぎると、柔らかくて必要以上に大きい葉っぱを付けて、風にやられてしまう
柔らかいのでむしにも食われやすい  硬いと虫も好かない

多年草は3年ぐらいすると、他の植物を追い出そうとするので、株分けして一番いい部分だけ残して植え直す

以上引用


もっと綺麗な草花、沢山発見したいですね。



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今回のディスプレイは、uemulo munenoliのブラウスとフランス製のシルクストールで
パンツもシルクです。
ドレープ感がこれまた素晴らしいです。

パンツとスカートはイタリア製


キショウブが、パリの花屋のショーウインドーに飾られていたら、すごく人目を惹くように
上榁さんの服は、パリのショップのウインドーに飾ってあっても、すごく合いますよね。

和風とか洋風とか、そういうものを超越した美しさがあるのだと思います。


そして、イタリア人やフランス人のデザイナーや職人さんが持っている、自然の感覚を活かす感覚っていうのを合わせてみたかったのです。


ちなみに、メンズも、カーディガンとパンツはイタリア製
なんで、こうも色が美しく、自然なのか。。

中に着たTシャツは、筆者がペイントしたもの。

カシミヤ×シルクストールで合わせました。




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by guild-01 | 2014-05-27 20:42 | 花とファッション | Comments(0)

花とファッション 5月の花

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花とファッション

5月って、白とグリーンのイメージなんですよね。

筆者が一番好きなのは、シロヤシオですが、東京じゃ無理でしょうね。。
奥多摩の山の上には咲くところがあるのですが。。


白が綺麗なのは、緑が一番美しい季節だからでしょうか。

あと、黄色も綺麗ですね^ ^


アズマシャクナゲの後の花が無い時期、よくよく見てみると。。

庭にドクダミがやたらに繁殖していた。

良く見てみると、花が意外と可愛い

アイビーと合わせてみると、けっこうイケる。


写真は、母の日的カーネーションと共に


服は白系のグラデーションにしてみたディスプレイでした、


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by guild-01 | 2014-05-27 20:09 | 花とファッション | Comments(0)

草食動物としての生け花 と ファッションの本質について

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草食動物としての生け花 と ファッションの本質について



店頭で花を生けるようになってから約一月。

街で、生け花について聞かれることが多くなった。


自分で言うのも何なのですが、筆者には生け花の才能があるようだ。

花なんて、まともに生けた事など今まで無かったのだが、ほぼ最初から、良く出来ていた。


不思議だと思ったが、何のことは無い、父親が植木屋で、小さい頃から見て育ったから、木のどこを切れば良いのか?というのが、なぜか自然に分かってしまうのだった。

小さい頃から両親に連れられて、自然界の美しい庭のような場所を山歩きしていたのも、脳に刷り込まれているに違いない。



そして、そもそも生け花というのは、『草食動物の生き方』を考える行為なのだという事にも気付きました。

だからこそ出来るのかもしれない。


草食動物は、草花を食べます。
けれど、草花が無くなってしまったら、自身が飢えて死んでしまいます。
そこで、植物が無くならないように、植物が増えるように食べるのです。

食べた場所から、再び新芽が伸びる。
身体についた種や糞の中の種は、栄養と共に遠くへ運ばれ、そこで子孫を増やす。
土地が肥える。
緑が増える
気候が良くなる。


私たちが、花が美しいと思うのも、植物にとっては、遠くの場所で切り花になっても受粉するためなのかもしれない。

そう考えると、様々見えてくるのです。

草食動物としての生きる姿が。。


馬鹿という言葉がありますが、鹿は、植物を根こそぎ食べてしまいます。
木の皮まで食べてしまいます。

なので、辺り一面が毒草しかないということになってしまったりする。

で、森が無くなるので崖崩れや山崩れすら起きてしまったりする。

そうなると、鹿は絶滅近くまで激減し、自然が回復する頃、また鹿が増えたりということもあります。

なので、天敵が居ない鹿は、絶滅寸前まで減ったりします。

なんか、これ、国際金融マフィアや横暴な多国籍資本など、『全部俺のもの勢力』に聞かせたい話です。


そうではなく、そうならないためには、自分が生きながら、相手も活かす、相手の利益になってもらうという生き方なのです。
これが、草食動物の生き方の基本。
共存するということですね、生態系を維持する。
生活圏を保持する。


生け花も、そうしたことを考えながらやります。



そして、生け花のバランスとファッションのコーディネートというのは、非常に良く似ていることにも気付きました。


バランスと色合わせ、質感を合わせるということなんですね。
一緒なのだな、と思いました。


生け花は、直ぐに表情が変わってしまう。

木の芽出しから濃くなっていくさま、花が咲いて散るさま

移ろい行くからこそ、日々あれこれ考えるようになる。



このところ、生け花に合わせて店頭のディスプレイを考えているのですが、それは、ファッション(お洒落)というもの の 本質を考えたい、表現したいからでもあります。


服を着るという行為は、現在ある自然(風景)に対して、外敵から身を守れる色や質感を身につける(だから保護色が一番落ち着くのです)と同時に、異性や仲間を惹き付けるために目立つという 相反した 要求を支えるものでもあります。


そうした時に、最もヒントになるのが、花や木々なのです。


花や木々を真剣に観察していると、季節感というもの、光や色の移り変わりにものすごく敏感になります。


それらをどう表現するのか?

その花の質感を服で表現するにはどうすれば良いのか??

その木々の緑の勢いを表現するには、どうすれば良いのか??

空の色、光の加減は??
この部分が、欧州の優れたデザイナーやファクトリー、そして生地メーカーが持っている真の強みでもあるのです。


彼らは、きちんと観察して、きちんとした答えを出している。
生地的にも立体としても。


それは、自然の色やカタチ、空の色や水の色、土の色などをしっかり観察し、捉えているから。

それを、そのまま表現する技術と文化があるからです。



かつての日本の着物文化というものも、そうしたものであったと筆者は思います。


カタチをフラットにして、生地や色の組み合わせで表現していくのが着物文化です。


それに対して、人に合わせた立体的な表現というのもあります。
これは、主に西洋で先に発達しました。

先に発達したわけですから、日本で発達していけないということはありません。


日本のデザイナーも、そのあたりが出来る人が徐々に増えては来ましたが、まだまだ少数派です。


特に日本の『ナチュラル系』と呼ばれるジャンルの人たちに、顕著に見られることが多いのですが、素材感を活かすことを考えるのは良いのですが、そこから先の観察が足りていないと感じることが多いです。

色や立体についても。。


自然観察(対象観察)による、生地や色彩がディテールの表現が出来るかどうか?
それが、人に対して効果(作用)を生むか?
生み続けるよううな、カタチや色や表現であるのか?


一流のデザイナーたちは、考え抜いています。
そして、微調整しています。


当店でも、その部分が若干足りないと思った場合には、カタチや色や質感のバランスを、ウォッシュをかけたり、スチームをかけたり、色を入れたり、カタチを整えたりして微調整しています。


服を着る人たちも、是非そうしたものを感じていただけたらな、と思います。



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by guild-01 | 2014-04-23 21:43 | FASHIONの本質 | Comments(0)

店内 八重桜が満開です^ ^

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店内 八重桜が満開です^ ^
この写真よりもっと咲いてます。

ちなみに、花は祖父が所有していた鉄瓶に飾っております。



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by guild-01 | 2014-04-16 16:55 | ART | Comments(0)