海外ファッション翻訳 ねこあるき
海外ファッション翻訳 ねこあるき というサイトがある。
CAT WALKをもじって『ねこあるき』
日本に紹介されない海外記事を翻訳して紹介しているサイトで、なかなか興味深いのだが。
海外ファッション翻訳 ねこあるき Wold's CAT WALK
http://necoaruki.blog.fc2.com/
その中で
【速報】コムデギャルソン2012秋冬、海外の反応は?
http://necoaruki.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
という記事がある。
ちょっと引用しよう。
以下引用
全体の反応としては知的解釈よりもっと深いものだと皆は言う。
そしてたぶん子供のような自由で遊び心、思い出、そして高度な幼稚園児の遊びで作ったような曖昧なフェルトの形、切り抜きとおもちゃ箱のような感じ。
他のレベル(一般的に)で言うと、溢れんばかりに現代の他カテゴリーにリンクしていて、ファッション業界の目からはオーバーサイズと奇妙さとボディーアンコンシャスな形はマークジェイコブスと他の何人かの若いデザイナーのコレクションからも見受けられたなと思う。川久保玲は自身のクリエイティビティーを他の次元に置き、アートの領域に引き上げた。
コレクションは心温かく、純粋で、この冬の他のファッションまでも盛り上げた。これはほんとに大げさではない。
以上、引用終わり
海外メディアは絶賛みたいですね。
筆者も、このコレクションは楽しいと思いました。
ちなみに、筆者が以前、関係者にお話を伺ったところ、
1、プレスの評判が良い時は、売り上げががた落ちである。
2、なので、次のシーズンは、ちょっと変わった黒い服を作る(バカ売れ)
3、もう一シーズン同じような感じで作る。(劇売れ)
4、ここらで、もう一度プレスの評判が良い、凄い服を作る。(やはり売り上げがた落ち)
5、経営が傾きそうになって、どこかの会社とコラボモデルで何とか復活
こういったサイクルでモノを作っているらしい。
「この周期が丁度良いバランスなのです。」
「PLAYとかコラボモデルとか、クリエイション的にどうなの?というものがあり、疑問に思う声も当然あると思うし、自分もそう思うが、あれが無かったら、デザイナー達の給与が支払われたかどうか疑問。
あの商品でなんとか他を支えている部分はあるのです。」とのこと
あれだけクリエイティブな人材を抱えてコレクションを続けていくのは、やはり本当に大変なことのようだ。
実際に、世界の多くのブランドでコムデギャルソン出身のデザイナーが働いていて、実際のコレクションを支えているのは、紛れも無い事実だろう。
30年もの間、様々なアイデアの服を作り続ける姿勢には、感嘆すべきものがあると思います。
ただし、「くれぐれも、労働条件の過酷さは何とかした方が良いのでは無いか?」と言っておりました。
ま、それは全てのアパレル業界に言えることですが。。
当ブログは、アパレル業界の労働条件の体質改善を節に望みます。
たとえば、筆者が今まで話を聞いた限りでは、コレクションブランドだとDRIES VAN NOTENなんかは、「通常勤務は9時〜17時
コレクションウィークが近づいても週休2日で、たまに土曜の午後に出なければならないという程度」だそうです。
そうなんです。
それで出来るはずなのです。
アパレル業界、皆で考えるべき話題だと思います。
by guild-01 | 2012-04-03 20:30 | FASHION











