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ウエディングドレスとアートの関係 ウエディングドレス研究その1





ウエディングドレス研究から。



当ブログ筆者の本業は、アート×服飾です。

基本的にアート系なので、巷にあふれるウエディング関係のビジュアルの雰囲気に耐えられないことが多いです。

とってつけたかのような高級な(偽物な)雰囲気が、美的に理解出来ないものがかなり多いのです。


だから、センスのある人達、美や建築やアートに興味のある人達が、ある種結婚式というものを、あまり見たくない対象にイメージしてしまっているんじゃないかという気がするのです。


でも、筆者はウエディングドレスの撮影に携わるようになって、実はそんなことは全然なくて、ウエディングドレス、そして結婚式はアートなんだと思うようになりました。






アートといっても様々な要素があるわけですが、筆者が一番好きな絵画の時代は、17世紀のオランダ絵画です。

フェルメールとかレンブラントの時代です。


ヨハネス・フェルメール『音楽のレッスン.』 The music lesson. バッキンガム宮殿ウィンザー城(ロンドン) 英国王室コレクション 1662年 74×64.6cm



レンブラント・ファン・レイン『夜警』アムステルダム国立博物館



筆者は、美術館に関しては欧州中を巡って数十万枚の絵画を目に焼き付けてきたのですが、その当時の絵画に関しては、本当に様々研究しました。


この頃の絵画がなぜ特別なのか??

それは、それまで教会の権威のために描かれていた宗教画が、日常の中に特別な美を見出すようになったことにあると思うのです。


絵画そのものが、通俗に墜ちないままに、日常を非日常化し、神聖にしたのが、17世紀のオランダ絵画だったと思います。

ウエディングドレスを撮影していて思い当たったのは、そうしたフェルメールやピーテル・デ・ホーホ、あるいはその後に出てきた北欧の画家ウィルヘルム・ハンマースホイなんかに通じる『トクベツな感じ』というのが、見えてきたということなんですね。


ピーテル・デ・ホーホ《幼児に授乳する女性と子供と犬》(サンフランシスコ美術館蔵)




ウィルヘルム・ハンマースホイ「室内、ストランゲーゼ30番地」1901年 ハノーファー、ニーダーザクセン州博物館


そういう『トクベツな感じ』をウエディングドレスと結婚式を使って、皆様にお見せすることが出来るのではないか?と思えてきたのです。








ということで、様々な角度からウエディングドレスについて研究していきたいと思います。


まず、様々な角度からということで、ウエディングドレスを上から見ていきたいと思います。(そういう問題か!?という話もあると思いますが。。)


建物によっては吹き抜けの場合があります。
そこで階段を利用して上から撮影したものです。

こうして上から見ると、ちょっと非現実的なミニチュアのようにも見えますよね。





上から撮ると、壁のテクスチャーと床のテクスチャーの違いが反映して、とても面白い表情になると思います。



このドレスを着てくださった花嫁の方は、ちょっと小柄な方でしたので、デザイナーのmが、胸元のポイントを上にしたエンパイアシルエットのドレスにデザインしました。



普通、上から撮影すると足が短く見えるものなんですが、上から見てもバランスがとても綺麗ですよね。


それから、肩を出したドレスは、胸元の曲線がすごく綺麗に出るなあという印象です。




いやあ、ドレス美しいですね。

そして、ドレスに反射した光、ドレスの内部に蓄光した光が、回りの空間に反映していく感じがたまらないですね。


というわけで、これから数回に渡って、様々な角度からウエディングドレスの魅力たっぷりとお伝えしながら、ウエディングドレスについて様々研究してゆきたいと思います。




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by guild-01 | 2013-10-30 16:50 | ウェディングドレス