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東京コレクション2015AWから 日本のニットの未来を考える

今期は、ファクトリーの生産遅れで、インディペンデントなブランドは、ようやく春夏商品が入荷したところですが、ファッションの世界では既に来期の2015秋冬東京コレクションがスタートしています。

筆者も合同展示会を中心に回っておりますが、ちょっとピックアップしてみましょう。

当店では、来シーズンからスタートする日本のニットファクトリーのファクトリーブランドを入れることになっています。


そのファクトリーブランドのプロジェクトリーダーの方やデザイナーの方々とお話する機会が先日あったのですが、日本で生産されているニットは、全体のわずか4%になってしまったそうです。

アパレル全体では8%だそう。
生活の基本である衣食住の衣の生産が、たったのこれだけ。

せめて30%くらいには復活させたいところです。


そこの会社では、今まで安いラインのニットしか生産していなかったのですが、日本のニットファクトリーが消えていく中で社運をかけて、素晴らしいクオリティーのニットを生産するためのブランドを立ち上げるというプロジェクトを2年前にスタートしたそうです。


そして、スーパーファインのアルパカを使ったシリーズが、来シーズンデビューします。

筆者も実際の商品を見てきましたが、素晴らしい商品に仕上がっていました。

試行錯誤の連続だったそうで、ニットを扱う方に関しては、素晴らしい技術を持っているのだけれど、私達に足りなかったのは、『表現力』だったということに気付いたそうです。


日本のファクトリーは、技術力があるので、技術的な難易さを求めがちなのです。

でも、我々が欲しいのは、着心地であったり、見た目の美しさや、色や素材の素晴らしさ、立体の美しさだったりします。

そのための表現力を学んで、序所に出せるようになってきたのだそうです。


これだけ素晴らしい技術を持ったニッターの方達が、時給700円とか800円で働く世の中を変えていかないと日本の工場が終わってしまうと言っておりました。

本来、アパレルのファクトリーというのは、お洒落な場所、誇るべき場所なのだと。

そういう風に憧れてもらえるようにならないといけないとおっしゃっていました。


イタリアのニットファクトリーなんか、まさにそうですよね。
街と一体化していたりします。

お洒落は、ファクトリーから生み出されるという気概があります。




さて、インディペンデントなデザイナーの方でも、ニットを題材としたデザイナーが居まして、今回ピックアップするMotohiro tanjiは、筆者がここ数シーズン見守っていたブランドです。


今回初めてショーを行ったということで、メルセデスファッションウィークのサイトにビデオと写真が上がっていますが、筆者が今まで見てきた中で、今回が一番出来が良いと思いますので、是非見てみてください。

こちらから
http://tokyo-mbfashionweek.com/jp/brands/detail/motohiro-tanji/


スポットライトが当たるところと当たらないところによってニットに立体感や陰影が生まれ、彼のコレクションがより面白くなっていると思います。


このコレクションを見て、どうしても欲しい方がいらっしゃいましたら、その商品を仕入れることも可能ですので、是非筆者にご相談ください。(3月末まで)

どれも他には無い個性的な商品ですので、欲しい方がいらっしゃれば是非。


厚手のストール・マフラーで24,000円〜
プルオーヴァー、カーディガン、スカートで3万円から6万円台
ワンピースは4万円台が中心です。
手編みを駆使したものは、値段が上がります。

(ただし、コレクションピースのもの凄いやつに関しては、この限りではありません)



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by guild-01 | 2015-03-24 17:04 | 展示会