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2015/16AW東京コレクションレポート

2015/16AW東京コレクション
展示会レポート

nest+ambience 合同展示会だと、最近は、ここが一番見所が多いです。

uemulo munenoli
まず、当店取り扱いのブランドJIL SANDER出身のデザイナーuemulo munenoli の次シーズンの新作ですが

コートが面白かったですね。
こういう展開をしたのか、なるほど。展開力がアップしています。
しかし、よく毎回、これだけ新しいことを思いつきますよね。
来シーズンのは、円形モチーフが多かったです。
そして、相変わらず、ジオメトリックなラインの合わせ方が秀逸です。
色も素材感もバリエーションが増えました。
やはり、この人は才能ありますよね。毎回感心します。


_____no.10 tomoumi ono
メゾンマルタンマルジェラ出身のデザイナー小野智海さんの通称『名前の無いブランド』は、スウェットも登場。
そして今回、カシミヤ100%のニットも始めたそうです。
コートのプライスは、8万円前後となっていました。
生地の値段が上がったため、ちょっと値上がりしましたが妥当な感じのプライスです。
ジャケットも綺麗だったですね。



以下いろいろなデザイナーを見てきました。

ヨウジヤマモトからアレキサンダーマックイーンのシニアパタンナーという経歴を持つ中井英一郎氏が手がけるELZA WINKLER
昨シーズンデビューのブランドで、昨シーズンもトレンチコートが綺麗だなと思って見ていたのですが、デザイナー氏が、うちのオープニングレセプションの時に来ていた事が判明。思い出しましたよ。
会ったことありますよね。
今時珍しい、きちんとしたまっとうな服のコレクション。
海外だと、これズバリで良い感じなんですけど、これが、現在の日本で通用するのか?とか、いろいろ話してきました。通用してほしいですけどね。


そのあたり、アントワープから帰ってきてラグジュアリーな方向から東京モードへの転換をはかっていたTARO HORIUCHIは、先シーズンくらいから表現が安定してきた印象を受けます。
素材や柄も面白くなってきていました。


文化服装学院出身の中国人デザイナーLEONARD WONGのレザーも、面白かったです。
ブランド立ち上げ2シーズン目だそうです。
これから有名になるかもしれませんね。


まだ一度もとったことないですが、divkaも毎回面白いもの作っています。



以下は、個展から

アントワープアカデミー出身の本郷いずみ氏手がけるVAN HONGOもずっと見ています。
ここのニットも独自の路線で大変面白いです。
特に今春夏シーズンのは好きだったのですが、丁度ユーロが瀑上げしていて値段的に。。となりました。


同じくアントワープアカデミー出身のYUIMA NAKAZATOは、従来のステージ衣装、アート路線から、ウェアラブルなコレクションに移行。
素材感も良く、リアルでモードな、なかなか良い感じの服を作っていました。
今までは、正直店でバイイングするとかは無いブランドという認識でしたが、これからはバイヤーも注目のブランドになったと思います。


以上、2015/16AW東京コレクションレポートでした。

by guild-01 | 2015-04-02 21:03 | 展示会