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antiques tamiser アンティークス タミゼ 

antiques tamiser

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guild http://www.guild3.jp/
から徒歩3分、カッシーナのビルの角を右折し、さらに左折した辺り。
この辺に素敵なお店がポツポツと佇んでいる。


その中の一つが、antiques tamiser
http://www.tamiser.com/tamiser_top.html

1600-1900年くらいのヨーロッパのアンティークを主に扱うお店だ。



商品はマニアックに良いものが並んでいる。
中でも気になったのは、1600年代のオランダ・デルフトの磁器。
デルフトの器というと、白地に青い絵付けの皿を瞬間的に思い浮かべるけれども、ここに置いてあるのは、絶妙な色合いの青磁と白磁である。
デルフト焼きにこんなものがあるのか??というのが正直なところだが、あるのだろうね、きっと。

そのことに関しては、僕は確信を持って言える。
なぜなら、世界最高の芸術と呼ばれる17世紀オランダの画家フェルメールの絵には、明らかに青磁と白磁の影響が見られるからである。


フェルメールの絵に関しては、相当な研究論文が出ているけれども、一番核心的なこと、つまり、東洋の青磁と白磁との関連について触れた文章を、僕は全く見たことがない。これは実に奇妙なことである。

フェルメールの絵は、東洋の青磁と白磁に関するインスピレーションから産み出されている。それは彼の絵を見れば明らかだと思う。
実際に、彼の絵の中には繰り返し白磁の壺が登場しているではないか。
http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/vermeer/i/music-lesson-detail.jpg

http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/vermeer/i/asleep.jpg



17世紀のオランダにおいて、世界最高峰の絵画、レンブラントやフェルメールの絵が誕生したのは、彼らが、それまであまり見ることの出来なかった東洋の陶器や磁器を目にする機会が増えたためだと思う。

レンブラントの絵画のテクスチャーは、素焼きの壺の表面と瓜二つであるし、
http://www.salvastyle.com/images/collect/rembrandt_jewish00.jpg
フェルメールのは、青磁にとても近い。
http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/vermeer/i/view-delft.jpg




17世紀、東洋との貿易で世界最大の貿易国として栄えたオランダは、それ故に世界最高峰の芸術を輩出出来たわけだ。

そのデルフトの皿が、再び海を超えて日本に舞い戻っている。
果たしてこの皿が、*オランダで作られたものなのか、東洋で作られてからオランダに運ばれたものなのか?僕は知る術を持たないが、その絶妙なテクスチャーや色合いを見るにつけ、これを見たクリエイター達が何を作るか?そのことに僕は多大な興味を持っている。



さて、今回僕は昭和初期?のクジラの骨で出来たボタンを購入した。
どんな作品が出来るか?今から楽しみだ。

店主と『危険な店ですね(ハマると)』話していたら、よく言われるとのこと。
もっとも、うちも他人のことを言えた義理じゃないですけど。。
ハマってしまった人、すいません。
本当に優れたモノには、宇宙の構造が宿るのだ、たぶん。


*以前、ドイツのミュンヘンで、ドイツで作られた日本風の焼き物のエキシビションを見る機会があったのだが、非常にクオリティーが高くて驚いたことがある。だから、そのデルフト焼きがオランダで作られたものであっても、全く不思議ではないと思う。



アンティークス タミゼ 
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-9-8 落合荘苑ビル101
JR.日比谷線恵比寿駅より徒歩5分
 
月曜日 休み 営業時間 12:00 〜 20:00(日曜日のみ12:00〜19:00)

by guild-01 | 2007-06-30 16:37